道端アンジェリカさんはアルゼンチンのお父様と、日本人のお母様をもつハーフです。1985 年12月5日福井県の出身で、身長は174cm、血液型はO型との情報です。姉の道端ジェシカさん、道端カレンさんとともに美人三姉妹としてモデルの活躍をしています。
道端アンジェリカさんが2017年に、自身が皮膚の病の一種、「疥癬」であることを告白されましたが、そもそも、「疥癬」とはなんなのでしょう?日本の人口のおよそ0.1%(約10万〜20万人)が、この「疥癬」持ちであり、年々増加傾向にあるそうです。
人間の皮膚は通常、外側の表皮細胞が入れ替わるのに28日~45日ほどかかるのですが、「乾癬」ではこの表皮細胞の増殖が早くなり、4~5日しかかからず、表皮の一番外側の角層が厚くなり、フケが落ちるような状態になるそうです。
いっぱんてきな治療方法としては、ステロイド剤や、ビタミン「D3」外用剤などだそうです。「PUVA」や、「Narrowband UVB」という紫外線治療をおこなうこともあるそうです。飲み薬としては、免疫抑制剤の「シクロスポリン」や、皮膚の新陳代謝を調節する「エトレチナート(ビタミンA類似物質)」があるようです。
欧米では、「アトピー性皮膚炎」より、「疥癬」の患者の方が多いと言われています。「疥癬」の、原因は一概にはいえず、遺伝や食事、ストレス、感染症、薬剤などの複合的な環境因子により、症状が現れるそうです。
「乾癬」とは「乾いた皮膚の粉が落ちる」という意味の病名で、フケのようなものが出ます。しかし、細菌やウイルスなどを原因とする感染症ではないので、周囲に感染することはありません。
道端アンジェリカさんが乾癬を告白するきっかけになったのは、「スーパーフードを食べているのに肌が汚い」というネットの書き込みによるものでした。
道端アンジェリカさんが疥癬告白をブログにアップしてから、「水着や化粧品の仕事が減るのではないか?」と思い、直ちに所属事務所に報告と謝罪をしたそうです。すると、所属事務所社長は、公表に対して、支持をしていると言ってくれたそうです。また、ブログに同じ皮膚疾患に悩む人からも激励の書き込みがいっぱいあったそうです。
道端アンジェリカさんの皮膚の異変は2011年頃からはじまっていましたが、2016年の秋に足首を骨折し、1か月間動けなかったストレスから、症状を悪化させてしまったそうです!
このときは道端アンジェリカさんは自分の姿を鏡でみるのがつらくて、電気を消してお風呂に入っていたそうです( ;∀;)
この時に大学病院にかかり、それまで「脂漏性皮膚炎」と認識していたものが、「疥癬」であると診断をされ、治療を開始しました。
ここで道端アンジェリカさんは、「生物学的製剤」を勧められます。「生物学的製剤」とは、生物のたんぱく質から作られた薬で、点滴や注射で投与します。比較的新しい薬で、価格が高い一方、症状を抑える効果が高いと言われています。
「生物学的製剤」を投与した道端アンジェリカさんは、2週間ほどでみるみる「疥癬」の症状が治まっていき、とても嬉しかったそうです。適切な治療、セカンドオピニオンは、大切なことだとわかりますね。
当初は1本7万円もする注射を月2回打っていましたが、現在では、月1回、自己注射の薬で治療をしているそうです。また、脂っこいものを控えたり、ストレスコントロールのために、ジョギングとボクササイズを週5回ペースでおこなっているそうです。
現役の医師によると、「疥癬の症状に対して良い食材、悪い食材というのは一定の見解はないが、禁煙や減量などは一定の効果があり」、「治療により発疹が完全に消失する事例は30~70%の患者に見られる」ということです。
道端アンジェリカさん、右肩に鳩のタトゥーがあります。これは一般的に、愛や平和、希望を現わすそうです。碇のマークは、安全や幸福を示すそうです。足首のタトゥーは、イディッシュ語で描かれているのではないか?といわれています。
「疥癬なのにタトゥーを入れて大丈夫!?」というファンの心配もありそうですが、道端アンジェリカさんの症状が発覚したのが2011年ですから、タトゥーはその前からあったのかもしれません。
道端アンジェリカさんは疥癬専門病院で治療を行っていますので、症状は改善方向にあると考えられます。
最近では、ジュエリーデザイナーとしても活躍する道端アンジェリカさん。これからも注目していきます!